製図(図面を作成する)の目的は、設計者の意図を製作者(加工者)に確実かつ容易に伝達し、その図面に示す情報を確実に保存、検索、利用できることです。
どの国の誰が作成した図面でも、要求事項が明確に伝わり、あいまいさがなく同じ解釈がされなければなりません。そのためには、設計要求を図面に表現する世界共通の表記方法を使用することが必要です。
このカテゴリでは、この現状に対応するための世界共通の表記方法である国際標準化機構ISOに準拠した日本産業規格JISの製図法、寸法公差、幾何公差について説明していきます。